
東京マラソン2012が終了いたしました。
約36,000人が参加した東京マラソン。
私はニュースでしか見てはいませんが、様々なドラマがあったようですね。
個人的に3つの注目ポイントがありましたが、尊敬する川内選手について記事を書きたいと思います。
・公務員ランナー川内選手が坊主に。
・藤原選手が、日本選手5年ぶりに2時間7分台。
・大病乗り越えた元Jリーガー塚本選手完走。
公務員ランナーとして注目を集めていた川内選手が、14位に終わり、翌日に頭を丸坊主にしていたというのが印象に残りました。
彼は、プロスポーツ選手ではなくアマチュア選手。
私としては仕事と競技を両立している点から、非常に尊敬ができる選手なのだ。
私も大学時代陸上競技をやっていたのだが、大学を卒業したら続けるという選択肢は持っておらず、大学の日本インカレを最後に競技を引退した。
どうしてもその後にモチベーションの維持が難しかったからだ。
一緒に4年間続けていた仲間も一人、また一人と競技を引退し一人で練習が出来ず、また近い将来もっと記録が伸びるかも・・・とは思っていたが、高いモチベーションの維持が困難と判断したからだ。
そうした中、川内選手は仕事と競技を両立し、世界選手権にも出場した。
彼の競技に対するモチベーションは改めてすごいと思う。
レースの内容は、細かく見ていないのだが、給水を2度失敗したところが順位が下がった一つの要因だったのではないかと思う。
42.195キロという距離は、水分補給も重要だ。
川内選手クラスだと、スポーツドリンクを飲んでいると考えられるが、一番自分に合い且つ少し口にするだけでも十分な補給ができるスポーツドリンクを選んでいるはずだ。
給水しなければいけないタイミングで給水ができないとなると、体への負担もそうだが、精神的にも負担が来ていたのではないか。
しかもそれが2度続けると、相当精神的に厳しかったのではないかと思う。
しかし、だからと言って順位が日本人最高になったかというのは別の話だが、14位という順位よりは良かったのではないかと思う。
とにかく、アマチュアランナー、公務員ランナーということで、マスコミが非常に喜びそうな選手だが、今後どのような結果を出していくのか非常に興味がある。
公務員ランナーとしてさらに大舞台に立ってほしいと思う。