
【女子高生ちえのMBA日記】
最近この手の物語チックなビジネス書が増えたような気がする。
それはさておき、内容は面白かった。
女子高生ちえが突如社長になり、企業経営において様々な課題を解決するために、より専門的なスキルを身に着けようと、ビジネススクールに聴講生として参加するところからストーリーが始まる。
- 今働いている会社のコアコンピタンスって言えますか?
- 販売している商品をSWOT分析してほしい
- 貸借対照表を書きなさい
と、もし自分が質問されたらスムーズに答えられるだろうか?
耳にしたことはあるが、具体的には知らない・・と思う方向けの書籍ではないだろうか。
私は高校が商業高校なので、簿記で貸借対照表を散々やってきたが、今貸借対照表を書けと言われたら相当戸惑ってしまう。
この本を読んだからといって、貸借対照表が書けるようになるというわけではないが、企業経営における貸借対照表の重要性を再認識させられた。
ストリーチックな内容で物語が進んでいくので、比較的スムーズに頭にインプットされるのではないかと思います。